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久保建英、高校生相手に途中出場で2ゴール! U-17代表でも存在感放つ

text by ジュニサカ編集部 photo by Yuki Matsuo

久保建英
U-17日本代表で輝きを放つ久保建英【写真:松尾祐希】

 18日、サニックス杯国際ユースサッカー大会の2日目が開催された。グループステージ最終日となったこの日は昨日までの晴天とはうってかわり、朝から雨が断続的に降り続く天候。時より雨足が強くなることもあり、選手たちにとっては難しいピッチコンディションとなった。

 2連勝でグループAの首位に立っていたU-17日本代表は北京選抜と対戦。前半こそ2得点に留まったが、「昨日の韓国戦もそうだったが、2点目までは相手が圧力を掛けてくる。(そこで)1点を取れれば相手は戦意喪失してしまう」と森山佳郎監督が話したように、後半は攻撃陣が爆発する。途中出場の久保健英選手(FC東京U-15むさし)が2得点を奪うなど、終わってみれば8-1の大勝。見事に首位突破通過を決め、上位トーナメント・サニックス杯への進出を決めた。

 グループBの東福岡高は星稜高と対戦。前半を2点リードで折り返すと、後半にも2点を追加。このまま4-1で勝利を飾り、2位でグループステージを終えた。青森山田高は最終戦で福岡U-18を1-0で完封し、首位通過を決めている。

 グループDでは大宮ユースと東海大五高がそれぞれ1位と2位で勝ち抜けを決めたが、グループCは大混戦となった。2試合目終了時点で1位だった市立船橋高は最終節で九国大付高と対戦するも、終了間際にネットを揺らされて敗北。

 2位の大津高が大分U-18を撃破したため、市立船橋高と九国大付高を含めた3チームが並ぶ展開に。大会規定の結果、市立船橋高が下位トーナメントのグローバル杯に回る結果となった。

 明日からは上位トーナメントのサニックス杯と、下位トーナメントのグローバル杯が行われる。U-17日本代表が初の頂点に立つのか。それとも海外招待チーム、高体連やJユースの国内勢が制するのか。残り2日となったサニックス杯国際ユース大会の行方に注目が集まる。

2日目大会結果

■グループA
U-17日本代表 8-1 U-17北京選抜
U-17ウズベキスタン代表 0-0(PK5-3) 韓国高校連盟選抜

(最終結果)
1位 U-17日本代表
2位 U-17ウズベキスタン代表
3位 韓国高校連盟選抜
4位 U-17北京選抜

■グループB
青森山田高校 1-0 アビスパ福岡ユース
東福岡高校 4-1 星稜高校

(最終結果)
1位 青森山田高校
2位 東福岡高校
3位 星稜高校
4位 アビスパ福岡ユース

■グループC
市立船橋高校 2-1 大津高校
九州国際大学付属高校 1-0 大分トリニータユース
九州国際大学付属高校 1-0 市立船橋高校
大津高校 1-0 大分トリニータユース

(最終結果)
1位 大津高校
2位 九州国際大学付属高校
3位 市立船橋高校
4位 大分トリニータユース

■グループD
長崎総合科学大学附属高校 3-3(PK4-2) 國學院大學久我山高校
大宮アルディージャユース 1-0 東海大学付属第五高校
大宮アルディージャユース 3-0 長崎総合科学大学附属高校
東海大学付属第五高校 2-0 國學院大學久我山高校

(最終結果)
1位 大宮アルディージャユース
2位 東海大学付属第五高校
3位 國學院大學久我山高校
4位 長崎総合科学大学附属高校

(取材・文・写真:松尾祐希)

【了】

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