イルハン・マンスズ（フィギュアスケート）

【転向後の競技】
フィギュアスケート

　2002年日韓W杯ではその端正な顔立ちから一躍人気者となり、その後はJリーグでもプレーすることになった元トルコ代表のスターが脚光を浴びる舞台は、緑のピッチから白銀の氷上へと移り変わった。

　2007年、相次ぐ負傷と交通事故によって“サッカー選手として”現役を引退。しかし、イルハンは再び表舞台に帰ってきた。今度はフットボーラーとしてではなく、フィギュアスケーターとして。

　2007年の冬季ソチ五輪出場を目指すべく、フィギュアスケーターへの転身を決意。ペアを組んだオリガ・ベシュテンディゴヴァさんは人生のパートナーにもなった。第二の夢を追うべく五輪出場が懸かる国際大会に挑んだが、残念ながらその夢が叶うことはなかった。