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レスターは彼らに続けるか? 欧州各国リーグを制した“伏兵”5クラブ【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

アトレティコ・マドリー(2013-14シーズン)

13-14シーズンのリーガ・エスパニョーラを制したアトレティコは、同シーズンのCLでも決勝まで進出した
13-14シーズンのリーガ・エスパニョーラを制したアトレティコは、同シーズンのCLでも決勝まで進出した【写真:Getty Images】

【当時の監督】
ディエゴ・シメオネ(現職)

【当時の主な所属選手】
ティボー・クルトワ、ディエゴ・ゴディン、アルダ・トゥラン、ダビド・ビジャ、ディエゴ・コスタなど

 アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督は2011年に就任後、チームを劇的に変えた。それまで18年間遠ざかっていたリーグタイトルをもたらし、数多くのカップ戦タイトルももたらしている。特に2013-2014シーズンは印象的なシーズンを過ごした。

 当時レアル・マドリーとバルセロナのいずれかが優勝するシーズンが続いていたリーガ・エスパニョーラ。この“2強”体制に割って入ったのがアトレティコだった。開幕戦のセビージャ戦で勝利をおさめると、そこから7連勝を飾る快進撃。9月28日にアウェイで行われたレアル・マドリーとのマドリーダービーを制すと、翌年の3月2日にホームで行われたダービーでも勝利をおさめている。

 優勝争いは最終節までもつれこみ、バルセロナとの直接対決で1-1の引き分けてアトレティコは18年ぶりのリーグ優勝を成し遂げた。また、チャンピオンズリーグでは決勝戦まで突き進み、延長戦の末にR・マドリーに敗れたものの準優勝を果たした。現在では“3強”の一角と評されるアトレティコだが、それもこのシーズンの躍進があったからと言えるだろう。

【了】

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