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マンU、負傷者続出もマタ弾で逆転4位に望み。ノリッジは4連敗で残留に黄信号

text by 編集部 photo by Getty Images

マタ
決勝ゴールを挙げたファン・マタ【写真:Getty Images】

【ノリッジ 0-1 マンチェスター・ユナイテッド プレミアリーグ第37節】

 プレミアリーグ第37節が現地時間7日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはアウェイでノリッジと対戦した。

 現在5位のユナイテッドは勝ち点差4ポイントで消化試合数が1試合多い4位マンチェスター・シティを追っており、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得のために残り試合で負けることは許されない。一方の19位ノリッジもプレミア残留のためホームゲームを落とすわけにはいかない。

 試合前のウォーミングアップでマルシアルが負傷してしまったユナイテッドは急遽エレーラを先発起用するが、前半の早い段階でさらなる困難に見舞われる。左サイドバックに入っていたダルミアンが相手選手との負傷でプレー続行不可能となり、わずか16分でボスウィック=ジャクソンと交代を余儀なくされた。

 前半は両チームとも決定的なチャンスを作れず45分間を終える。ユナイテッドとしてはシーズン終盤の重要なゲームでラッシュフォードとブリントをメンバーから外して休養を与え、遠征に帯同させなかったことが裏目に出てしまった。

 後半、ノリッジもいくつかチャンスを作ったが、先に点を奪ったのはユナイテッドだった。72分、ロングボールに抜け出したルーニーがペナルティエリア内でキープし、後ろから走りこんできた味方にラストパス。最後はお膳立てを受けたマタがシュートを冷静に流し込んで先制ゴールを挙げた。

 その後はボールを落ち着かせて1点を守りきる戦いにシフトしたユナイテッドを前にノリッジの攻撃陣が沈黙し試合終了。復権を目指す“赤い悪魔”は逆転でのCL出場圏内滑り込みに望みをつないだ。一方のノリッジは4連敗で残留に暗雲が立ち込めている。

【得点者】
72分 0-1 マタ(マンチェスター・U)

【了】

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