チャンピオンズリーグ(CL)決勝進出を成し遂げたジネディーヌ・ジダン監督だが、リーガ・エスパニョーラの逆転優勝も諦めていない。7日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

　リーガ第37節、強敵バレンシアをホームに迎え撃つジダン監督は、前日会見に臨んだ。「リーガ10連勝中だが、これを続けなければいけない。残された2試合は決勝戦だ。我々は1ポイント下にいることを理解している。戦い続ける。時間が残されている限り、自分たちの可能性を信じプレーする。これがメッセージだ」と力強く語る。

　同時刻に行われる、バルセロナとアトレティコ・マドリーのゲームも気になるところであるが「我々がすべきは、この試合を勝つために最大限のことをするまでだ。どうなるかは後でわかる」と述べている。また、会見内では、この試合でのFWカリム・ベンゼマの復帰についても明言した。

　逆転優勝のために、残り2戦の連勝は不可欠だ。負傷者も増える苦しい状況の中、その手腕はここに来て冴えわたっている。指揮官ジダンの最後まで戦い抜く姿勢が選手たちを鼓舞し続ける。

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