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レアル、“ベイル問題”が発覚。CL優勝時に会長と指揮官が対立していた

text by 編集部 photo by Getty Images

ガレス・ベイル
レアル・マドリーのガレス・ベイル【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーはかつてカルロ・アンチェロッティ監督時代に“ガレス・ベイル問題”が勃発していたようだ。17日付けスペイン紙『アス』が報じた。

 昨季までマドリーの監督を務め、2013/14シーズンにはクラブ念願の10度目のチャンピオンズリーグ優勝を達成したアンチェロッティ氏が、今月出版となる自身の本の中で“ベイル問題”を告白した。ある日の練習後にフロレンティーノ・ペレス会長から、ベイルのポジションを変更するよう直々に説得されたようだ。

 ベイルの代理人であるジョナサン・バーネット氏がペレス会長に頼んだとみられ、アンチェロッティ氏はベイルが直接自分に話に来なかったことに驚きを隠せなかったとしている。

 しかしペレス会長の頼みに対してのアンチェロッティ氏の答えは“ノー”であり、シーズンも半ばにチーム全体をいじることは不可能だと本人にも伝えたようだ。仮に実現していたとしたら、アンチェロッティ氏ならどのようにしてベイルをトップ下で使ったのだろうか。

【了】

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