バイエルン・ミュンヘン退団が確実視されているMFマリオ・ゲッツェは、恩師ユルゲン・クロップ監督率いるリバプールへの移籍が濃厚のようだ。22日、英紙『ザ・サン』が伝えている。

　リバプールはバイエルンに移籍金2000万ポンド（約31億円）のオファーを提示し、ゲッツェ本人とは週給は20万ポンド（約3174万円）の条件で近日中に契約を締結するとみられている。

　クロップ監督は苦悩の時を過ごすかつての教え子を放ってはおかなかった。ゲッツェは2010年から2012年にかけてリーグ2連覇、2011/2012シーズンにはDFBポカールを獲得したが、バイエルン移籍以降はチームの好調ぶりとは裏腹に本来の実力を発揮できないでいる。また、プロとして最初に指導を受けたのがクロップ監督で、ドルトムント時代に師弟関係を築いた。

　ゲッツェはユベントスなどのビッククラブに狙われており、リバプールは迅速に交渉をまとめたいようだ。ドイツの地で共に戦った両者がイングランドで再会する夢は叶うのだろうか。

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