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モウリーニョ、“因縁のライバル”と停戦協定「ペップ、ここでは対決はなしだ」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼ・モウリーニョとジョゼップ・グアルディオラ
リーガ時代のモウリーニョ監督(右)とグアルディオラ監督(左)【写真:Getty Images】

 ジョゼ・モウリーニョ監督は“宿命のライバル”であるジョゼップ・グアルディオラ監督と停戦協定を結ぶつもりのようだ。31日、英メディア『スカイ・スポーツ』を含む複数のメディアが報じている。

 両監督は、過去にお互いにレアル・マドリーとバルセロナで指揮官を務めていたスペイン時代に激しい舌戦を繰り広げていた犬猿の仲だ。そして今度は、イングランドのマンチェスターを舞台に両者の“ダービー”が繰り広げられることになる。モウリーニョ監督がマンチェスター・ユナイテッドに、グアルディオラ監督がマンチェスター・シティの新指揮官に就任した。

 しかし、モウリーニョ監督はダービーだけに気をとられれば、その他の者に足元をすくわれてしまうと考えているようだ。「私はリーガ(・エスパニョーラ)に2年間グアルディオラといたよ」と再会したライバルについて言及すると、「あそこでは、片方が勝つかもう片方が勝つか、或いはレアルが勝つかバルセロナが勝つかしかなかったんだ。そのような状況では、結果に影響を及ぼすかもしれないから個人対決には意味が出て来るね」と当時のライバル関係について振り返っている。

 しかし、プレミアリーグではそうはいかないようだ。「もしプレミアで彼についてやマンチェスター・シティについて、或いは彼が私についてやマンチェスター・ユナイテッドについてばかり考えれば、きっと別の者がリーグ優勝することになるはずだよ」とスペインとは状況が異なることを説明している。

 まるで計画でもされたかのように同じ街のクラブに就任することになった2人。果たしてその言葉通り停戦状態となるのだろうか。

【了】

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