未来が定まらない悪童マリオ・バロテッリの将来が、ついに賭けの対象となってしまったようだ。1日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

　英国ブックメーカーは、バロテッリが移籍が噂されるクリスタルパレスでの復活が賭けの対象になっているようだ。オッズは16倍となっている。現在、バロテッリの保有権をもつリバプールは事実上レンタル移籍からの返却を拒否し、来季の所属クラブは未定となっている。

　復活を望み古巣ミランに復帰したバロテッリだが、今季公式戦23試合に出場し3得点1アシストと期待ハズレの結果に終わった。ミランが同選手の買取オプションを行使しないことで路頭に迷う状態に陥っている。クリスタルパレスが興味を抱く一方で、ラツィオの指揮官就任が噂されるチェーザレ・プランデッリ氏が同選手を好んでおり、移籍の候補先の一つとして名前が挙がっている。

　将来を期待された若者も今年8月で26歳を迎える。果たしてバロテッリはブックメーカーを見返す華麗な復活劇をみせることができるのだろうか。

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