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名将と別れを告げる清武のセビージャ、後任にコパを制した猛将を招聘へ

text by 編集部 photo by Getty Images

ホルヘ・サンパオリ氏
セビージャの指揮官に就任する見通しのホルヘ・サンパオリ氏【写真:Getty Images】

 日本代表MF清武弘嗣が移籍したセビージャは、来季の指揮官としてホルヘ・サンパオリ氏を招聘するようだ。12日にセビージャの公式サイトが伝えている。

 セビージャは同日、ヨーロッパリーグ三連覇を成し遂げたウナイ・エメリ監督が一方的に契約を解消したことを正式発表した。かねてから同監督の退任が囁かれていたクラブはすでに後釜探しに着手しており、フランス人のリュディ・ガルシア氏とアルゼンチン人のサンパオリ氏の2名が有力候補として挙げられている。

 その2名の内、フランスリーグ1部のリールとセリエAのローマでチャンピオンズリーグ(CL)に挑んだ経験のあるガルシア監督が最有力だとされて来たが、同クラブはサンパオリ氏と13日から正式に話し合いを始めることを報告した。

 サンパオリ氏は、2012年にチリ代表の監督に就任。昨年に母国開催となったコパ・アメリカ2015でチリ代表を優勝へと導き、同年のFIFAバロンドール授賞式では最優秀監督候補にも選出された。そして、今年の1月に契約解消により退任している。

 サンパオリ氏は、ハイプレスと縦へのスピードを重視した超攻撃的なサッカーを志向する指揮官だ。果たして清武は、同指揮官の下でどのような起用をされることになるだろうか。

【了】

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