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横浜FCのルス監督、2度目の辞任申し出。不整脈の治療専念で…「他に選択肢がなかった」

text by 編集部 photo by Getty Images

ルス
辞任が発表された横浜FCのミロシュ・ルス監督【写真:Getty Images】

 J2の横浜FCは、ミロシュ・ルス監督が不整脈の治療に専念するため辞任したことを発表した。

 昨年も横浜FCを率いていたルス監督だが、体調不良により9月で辞任。今季から再登板するも、今年3月に検査入院するなど不在にする期間もあった。

 今月7日には母国スロベニアに一時帰国して再検査を行ったという発表もあったが、治療に専念するために本人から辞任の申し出があったという。

 ルス監督はクラブのオフィシャルサイトで、症状の具合やサポーターへの感謝の気持ちを述べている。

「日本で治療を受け一時は改善していた不整脈ですが、残念ながら最近になって徐々に強く頻繁に起こる自覚症状が出てしまいました。現在私は終日管理された状況におかれ、来月初旬には医師の判断を得ながら再度手術をするかどうかの決断をすることになっています。

 この現状を考慮し、クラブが最も適切かつ効果的に次の動きがとれるように私は辞任することを決断いたしました。私もとても残念ですし悲しい決断となりましたが、この状況下では他に選択肢がありません。クラブの一員となれたことは私にとっても大きな喜びですし、今後のクラブの更なる発展を信じております」(一部中略)

 横浜FCは17試合を戦って現在14位。後任監督には中田仁司強化育成テクニカルダイレクターが就任し、19日のFC岐阜戦から指揮を執る。

【了】

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