
アンデルソン・ロペス(写真はアヴァイ時代のもの)【写真:Getty Images】
J1のサンフレッチェ広島は、新たなストライカー獲得に迫っているようだ。広島はU-23日本代表FW浅野拓磨のアーセナル移籍が決まっており、代役の確保に迫られている。
現在、広島はトンベンセに所属するFWアンデルソン・ロペスの獲得が間近だといわれている。
ブラジルのトンベンセ所属のA・ロペスは昨季、かつて鹿島アントラーズやセレッソ大阪で指揮を執っていたパウロ・アウトゥオリ監督が率いるアトレチコ・パラナエンセに期限付き移籍していたが、自身のSNSで「アトレチコでの時間は終わった」と投稿しており、トンベンセへの復帰は決定的となっている。
ブラジルメディア『furacao』などによれば、すでに日本へと向かっており、メディカルチェックも行われる見込みだという。
欧州ビッグクラブを含めた世界中のスカウトも利用している『Wyscout』が集めたデータを見てみると、A・ロペスは身長180cmで左利きのボックスストライカーのようだ。
ペナルティエリア内では抜群の強さを発揮し、左足の正確なシュートに加えてヘディングでのシュート精度が非常に高い。フィジカルも強く、相手DFを背負いながら味方を活かしたり、シュートまで運ぶプレーも得意としているようだ。
一方ではドリブルで相手DFに向かって勝負を仕掛けたり、スピードに乗ったプレーはあまり見られない。
かつて広島に所属していたドウグラス(現アル・アイン)のプレースタイルにも似たタイプのストライカーである。
アトレチコ・パラナエンセの前にはアヴァイにも期限付き移籍しており、1年半で通算58試合に出場して9得点11アシストを記録している。
(データ提供:Wyscout)
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