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ドルトムント、ファンによる4件の問題行為で罰金処分。一部無観客になる可能性も

text by 編集部 photo by Getty Images

ドルトムントファン
問題行為を起こしたドルトムントファン【写真:Getty Images】

 ドルトムントファンが今シーズン、発煙筒などを炊いて試合を妨害するなど計4件の問題行動を起こしたことで、DFBスポーツ裁判所がクラブに対して7万5000ユーロ(約834万円)の罰金処分を言い渡した。9日にドイツ紙『デア・ヴェステン』が報じている。

 同メディアによると、対象になっている問題行為は4件で、そのうちの一つは現地時間5月21日に行われたDFBポカール決勝のバイエルン・ミュンヘン戦とのこと。ドルトムントのサポーターが物を燃やしたことで煙が立ち込め、試合を妨害される事態となっていた。

 また、発煙筒の使用、テニスボールの投げ込み、ウォーミングアップ中の選手に対して飲料容器の投げ込みなどを行っていた試合もあり、これも罰金処分の対象となっている。2017年5月31日までに対策を怠り、再び問題が起こった場合には”部分的にサポーターの立ち入りを禁止し、無観客にする”との通告も受けているようだ。

 DFBポカール決勝の試合では、マッツ・フンメルスに不満を抱く一部のサポーターが、レプリカユニフォームを燃やしていたとの情報もある。場合によっては大惨事になる恐れがあり、警備を強化する必要があるだろう。

【了】

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