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ブラジルに完敗も…手倉森監督、ポジティブを貫く「辛抱する覚悟を獲得できた」

text by 編集部 photo by Getty Images

手倉森誠監督
五輪日本代表指揮官の手倉森誠監督【写真:Getty Images】

【U-23ブラジル代表 2-0 U-23日本代表 国際親善試合】

 リオ・デ・ジャネイロ・オリンピックに挑むU-23日本代表は現地時間の30日、U-23ブラジル代表と国際親善試合を戦った。

 完敗に終わった日本代表だが、指揮官の手倉森誠監督は「辛抱する覚悟を獲得することができた」とあくまでもポジティブな姿勢を貫いた。

「給水タイムの後、自分たちが切れたところで失点してしまいました。相手が力を出しそうなポイントを察知して前半を凌がなければならないです」

 ブラジルに対して圧倒的にボールを支配された日本は、前半を無失点に抑えることもできず、また相手のミスを突いた決定機を決めることもできなかった。それでも手倉森監督は「勝って(オリンピック前最後の実戦を)終えることができなかった。ただ、フィジカル、メンタル、オーガナイズ、ようやくコンディションが整ってきたかなと思います。あと4日間で仕上げていきたい」と前を向いている。

 優勝候補ブラジルと戦ったことで“世界”との距離を痛感した日本。果たして、手倉森監督は本大会までにチームを修正することはできるのだろうか。

【得点者】
33分 1-0 ガビゴル(ブラジル)
41分 2-0 マルキーニョス(ブラジル)

【了】

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