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イングランドの“お騒がせ”主審、今度は決勝戦の思い出を腕に刻んで話題に

text by 編集部 photo by Getty Images

マーク・クラッテンバーグ
イングランド出身のマーク・クラッテンバーグ主審【写真:Getty Images】

 プレミアリーグおよびFIFAのサッカー審判員である41歳のマーク・クラッテンバーグ氏のタトゥーが話題を呼んでいる。3日付の英紙『デイリー・テレグラフ』が報じた。

 イングランド屈指のクラッテンバーグ氏にとって今年は最高の年となった。5月21日に行われたFAカップ決勝戦の笛を吹くと、その1週間後の28日にミラノで行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦でも主審を担当。さらには先月の10日に行われたEURO2016の決勝戦でも主審を務め、トレブルを成し遂げた。

 キャリア最高峰を味わったクラッテンバーグ氏は、スペインでのバカンス中にその名誉ある今年の記憶を形として残すことに決めたようだ。スペイン南部のアンダルシア州ベナルマデナにあるタトゥースタジオ『ミック・マホン・タトゥー』を訪問した同氏は、そこでCLの優勝カップの絵と「FINAL MLANO 2016」の文字、そしてEURO2016のロゴのタトゥーを腕に入れた。

 クラッテンバーグ氏のタトゥーは『ミック・マホン・タトゥー』のフェイスブックページに掲載され「毎週日曜日に世界のトップレフェリーにタトゥーを入れるわけじゃない! マーク・クラッテンバーグ、また戻って来て!」とコメントが投稿されている。

 そのクラッテンバーグ氏は、過去にはマネージメント会社と審判規約に違反する契約をしたり、試合直後にコンサートを鑑賞をしに行って規則違反をしたり、許可なくチーム関係者と判定について電話で会話をして規定違反を犯したりしたことで知られるレフェリーだ。

 そんな“お騒がせ”レフェリーだが、クラッテンバーグ氏が現在トッププロレフェリーであることに疑いの余地はないだろう。

【了】

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