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「モウリーニョは刑務所に行くべき」。元独代表MFへの“いじめ”を選手会会長が糾弾

text by 編集部 photo by Getty Images

モウリーニョ
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が先日ドイツ代表からの引退を表明したバスティアン・シュバインシュタイガーへの冷遇していることに、怒りを覚えた人物がいるようだ。

 モウリーニョ監督の戦力外とされているシュバインシュタイガーはリザーブチーム行きを宣告されるなど冷遇されている。

 スロベニアプロサッカー選手会(SPINS)会長を務めるデヤン・ステファノビッチ氏は英放送局『BBC』の番組に出演した際、モウリーニョ監督のシュバインシュタイガーに対する扱いを強く批判した。

「これは明らかないじめである。モウリーニョは悪しき前例だ。このような場合、法律で罰せられるのは当然である。もしいじめやハラスメントがあったのなら、刑務所に行くべきだ。最大でも、禁固3年だね。シュバインシュタイガーは、PFA(イングランドプロ選手協会)に行って不満を訴えるべきだ」

 ステファノビッチ会長は法律家でもあり、サッカーにおける労働や教育に関しても専門としている。それだけに、今回のモウリーニョ監督の言動は許しがたいものだったようだ。

 また、シュバインシュタイガーの実兄であり元プロサッカー選手でもあったトビアス・シュバインシュタイガー氏も、モウリーニョ監督の処遇を「リスペクトがない」と声を上げている。

【了】

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