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メッシ説得に成功のアルゼンチン指揮官「彼は代表でのプレーが宿命づけられている」

text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシ
アルゼンチン代表のリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

 アルゼンチン代表でのプレー続行を表明したリオネル・メッシ。同選手と会談したエドガルド・バウサ監督は、その内容を明かした。15日、アメリカメディア『ESPNデポルテス』が報じている。

 先日、バルセロナへ行き、リオネル・メッシ、ハビエル・マスチェラーノの両選手と会談の場を持ったバウサ監督。「メッシとはサッカーの話をした。代表に帰ってきてくれと説得したのではない。監督として私の考えを伝えたのだ」と語る。

 そして、「私は、彼らが関係ないことに巻き込まれていたと分かり、また彼らが代表に強い思いを持っていることも分かった。そして、私は、彼らは代表にいるのが義務づけられているのだと感じたのだ。だから、改めて彼らに電話して、そして彼らは代表続行を表明してくれたのだ」と復帰の舞台裏を明かした。

 ロシアワールドカップ南米予選で現在3位につけるアルゼンチンは、9月にウルグアイ、ベネズエラとの連戦が控えている。特に首位を走るウルグアイをホームに迎える一戦は大一番となる。メッシ、マスチェラーノという攻守の要が代表続行を表明したことは、暗いニュース続きのアルゼンチンサッカー界にとってこの上なく明るいニュースに違いない。

【了】

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