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元レアル主将カシージャス、痛烈な批判に懇願「僕のあら探しはやめてくれ」

text by 編集部 photo by Getty Images

イケル・カシージャス
ポルトのGKイケル・カシージャス【写真:Getty Images】

 ポルトの守護神であるスペイン代表GKイケル・カシージャスは、まだ始まったばかりの今季の初めからすでに暗雲が漂っているようだ。18日にイタリアの『フォルツァローマ・インフォ』が報じている。

 現地時間17日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)プレーオフ1stレグでポルトとローマが対戦し、1-1の引き分けに終わった。しかし、カシージャスが低調なパフォーマンスを披露してしまったことで同選手は痛烈な批判を受けている。

 カシージャスは、前半の間だけで2度もらしくないミスをし、チームに失点させてしまうリスクを負わせた。そこで、スペインのTV番組『エル・チリンギート』が同選手のパフォーマンスについて痛烈に批判すると、カシージャスもTV番組中に自身の公式ツイッターで反論している。

「おい、頼むから少なくとも今季は僕のあら探しはやめてくれ! じゃないと、君たちの視線が気になり始める…」

 しかし、カシージャスが以前からスペインメディアの標的にされていることからも、このメッセージが論争を誘発。そして、同番組はカシージャスの抗議を皮肉り、アカウントを通じて「チリンギートTVの番組名をカシージャス・チリンギート(屋台の意味)に変えるつもりだよ」と返答。

 その挑発を受け取ったカシージャスは、再びツイッターで「僕をからかっているんだろ?」と返答している。先日開催されたEURO2016でも一度も出番が与えられずに大会から去ったカシージャス。今季はまだ始まったばかりだが、すでに暗雲が漂っているようだ。

【了】

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