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インテルはなぜ“ネラッズーロ”なのか。青と黒の魂に込められた意味

シリーズ:ファンタカルチョ text by ダビデ・ウッケッドゥ photo by Getty Images

インテルはなぜ“ネラッズーロ”なのか

インテル
ネラッズーロ(青と黒)をチームカラーとするインテル【写真:Getty Images】

 こんにちは、ファンタカルチョ.jpです。

 前回に続きインテルの歴史の創成期を皆さんにお伝えしたいと思います。

 その前に一つお知らせがあります。2016/2017ファンタカルチョ・シーズンのスタートが決まりました。9月1日からチームを編成できるようになり、9月10日からゲームが開始されます。(ファンタカルチョをご存知でない方がいれば、是非サイトにアクセスしてください。一緒にファンタカルチョを楽しみましょう)

 なぜインテルの色が「ネラッズーロ(青と黒)」になったか知っていますか?

 まずミランと同じ黒が選ばれたのは、前回のコラムで書いたように、インテルはミランの一部のメンバーから生まれたからです。

 そして、青には興味深い意味があります。

 当時イタリアでは2色鉛筆が使われていました。鉛筆の半分が「赤」で、半分は「青」でした。そのため、イタリア人の頭の中には「赤」の逆は「青」というイメージがありました。つまり、インテルの青と黒は「私たちはミランから生まれましたが、考え方は真逆ですよ」という思いを表す2色の組み合わせなのです。

 インテルのスタートには悲しいこともありました。インテルの初めての監督でありながらキャプテンでもあった、ヴィルジーリオ・フォッサーティ(Virgilio Fossati)は、インテル設立の数年後に第一次世界大戦で命を失いました。

 いよいよ本日より2016/2017セリエAが開幕です! 皆さんセリエAとファンタカルチョを楽しんで下さい。

【了】

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