現地時間23日に行われたプレミアリーグ第9節の試合で、マンチェスター・シティはホームでサウサンプトンと対戦して1-1のドローに終わった。これで公式戦5試合連続で勝利を逃し、ジョゼップ・グアルディオラ監督の自己ワースト記録に並んでいる。

　名将ペップを新監督に迎えた今季、開幕から公式戦10連勝と破竹の快進撃を見せていたシティだが、それが突然のようにストップ。チャンピオンズリーグでセルティックと引き分けた試合から5試合で3分け2敗と、白星を逃し続けている。

　グアルディオラ監督にとっては、指導者としての輝かしいキャリアの中でのワースト記録に並ぶことになった。前回はバルセロナ就任1年目の2008/09シーズン。リーガエスパニョーラで第3節以降20試合で19勝1分けと圧倒的な強さを見せたあと、2月から3月にかけて公式戦5試合連続で勝利を逃した時期があった。

　とはいえ、その一時の不調はバルサにとって問題にはならなかった。チャンピオンズリーグ（CL）ではリヨンと引き分けたあと、2ndレグに勝ってベスト16を突破。コパ・デル・レイのマジョルカ戦でのドローも、準決勝1stレグに勝ったあとの2ndレグの結果であり、決勝に進むのに十分なスコアだった。リーガでも調子を取り戻し7連勝。結局このシーズンのバルセロナは“3冠“を達成してシーズンを終えている。

　今回も、5試合勝てていないとはいえ何も失われたわけではない。プレミアリーグではアーセナルとリバプールに勝ち点で並ばれたが辛うじて首位を守っており、CLでもグループ2位に位置している。まずは、26日に行われるリーグカップ4回戦のマンチェスター・ユナイテッド戦で久々の勝利を手に入れたいところだろう。

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