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「言い訳はしない」またもアウェイで苦杯のシメオネ・アトレティコ

text by 編集部 photo by Getty Images

ディエゴ・シメオネ
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督【写真:Getty Images】

 アウェイのソシエダ戦に0-2と敗れたアトレティコ・マドリー。ディエゴ・シメオネ監督は、その敗因として、ハードな日程を言い訳にすることはなかった。5日、スペイン紙『アス』が報じている。

 シメオネ監督は「非常に激しい試合だった。前半はラインを押し上げいいサッカーができていた。ゴールチャンスもあり、相手より劣っていたようには見えなかった」と述べ、「だが、その後ソシエダはより攻勢を強め、我々のいい状態ではなかった」と振り返る。

 また、リーグ戦で1ヶ月以上ゴールから遠ざかっているFWアントワーヌ・グリーズマンについて「ある時はチャンスがほとんどなくても2ゴールをマークして、今日はチャンスがあったが決められなかった。ある種そういうものだ。またゴールしてくれるだろう。それほど重要な問題ではない」と不安を一蹴している。

 そして、ミッドウィークのチャンピオンズリーグでの疲労の影響を問われると、「我々は言い訳を探すようなことはしない。相手がいい準備をして、後半にいいプレーをしたということだ」とコメントしている。

 この3試合で痛い2敗目を喫したアトレティコ。代表ウィークを挟んだ次節はホームにレアル・マドリーを迎えての大一番となる。このままズルズルと上位に引き離されるわけにはいかない。シメオネ監督はどのように立て直してくるのだろうか。

【了】

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