ミランに所属する30歳の日本代表FW本田圭佑の新天地はトルコになるかもしれないようだ。10日付のトルコメディア『フォトマック』が報じている。

　今季になって出番が激減している本田。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の中で序列は低いまま変わらず、そのうえ今季終了後に契約が切れることからクラブは移籍金を獲得できる今冬に本田を放出したがっているとみられており、現在その去就が注目されている。

　そこで、トルコリーグの上位にいるために今冬の移籍市場で中盤に大きな補強をしたがっているとみられている強豪フェネルバフチェが、本田の獲得に目を付けたようだ。同クラブの獲得要望リストのトップには現在出場機会をあまり得られていない3名の選手の名が書かれており、その1人が本田だという。

　フェネルバフチェが獲得を夢見ているとされている選手は、チェルシーに所属するスペイン代表MFセスク・ファブレガスだとされているが、同選手はミランも含めた欧州の多くのビッグクラブから熱視線を浴びている。

　次に最も関心を示しているとされている選手が、今季にパリ・ サンジェルマンに加入したFWアテム・ベン・アルファ。そして、特に日本で人気があるという理由から本田が3つ目の選択肢として考慮されているようだ。

　現在ヨーロッパリーグ（EL）で首位に立っているフェネルバフチェが万一決勝トーナメントに進出すれば、本田も出場が可能となる。今夏にはサンダーランドからのオファーを蹴ったと報じられている本田だが、今季リーグ戦で僅か3試合に出場と、今後も厳しい立場が続くことが予想される。

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