マンチェスター・ユナイテッドのMFバスティアン・シュバインシュタイガーが、1月にアメリカへ渡るかもしれない。『ガーディアン』など英複数メディアが、元ドイツ代表MFとシカゴ・ファイアーの接触を報じている。

　32歳のシュバインシュタイガーは、昨年夏にユナイテッドの一員になってから難しい時間を過ごしているところだ。今シーズンは1試合も出場しておらず、退団へ向かっているものと思われる。

　そこで経験豊富なMFに関心を示しているのが、アメリカ・メジャーリーグサッカー（MLS）のシカゴ・ファイアーだ。報道によると、シュバインシュタイガーは同クラブのベリコ・パウノビッチ監督とマンチェスターで会談を行った。

　『ガーディアン』は交渉が初期の段階であり、まだ何も決まっていないと付け加えている。だが、シカゴ・ファイアーは2016年MLSのイースタン・カンファレンスで最下位になっており、来年3月から始まる新シーズンに向けたチーム強化を目論んでいるようだ。パウノビッチ監督のマンチェスター訪問も、戦力アップを目的とした欧州視察の一環だという。

　ユナイテッドを離れる可能性が高まっている様子のシュバインシュタイガー。行き先はアメリカになるのだろうか。

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