愛媛FCは18日、チームを2シーズン率いた木山隆之監督の退任を発表した。

　木山監督は2008年から3年間水戸ホーリーホック、2012年にはジェフユナイテッド千葉を率いた。千葉時代にはシーズン5位で昇格プレーオフに進出したものの、決勝で大分に敗れてJ1昇格とはならなかった。

　その後ヴィッセル神戸でコーチを務め、昨年から愛媛の監督の就任。開幕前に不適切な会計処理などで揺れたチームを立て直し、シーズンを5位で終えクラブ史上初の昇格プレーオフへと導いた。

　クラブ公式HPを通して木山監督は「このたび、今シーズン限りで愛媛FC監督を退任する事となりました。愛媛FCで指揮を執ったこの2年間はあっというまでしたが、その中でこれまで愛媛FCが経験したことのない様々なことをチームと一緒に経験できたことは、私にとっても大きな財産です」

「これまで一緒に戦ってくれた選手、スタッフ、そして私を監督として指名してくれたクラブには心から感謝しております。また、いつもスタジアムをオレンジ色に染め、私たちを後押ししてくれたファン、サポーターの皆様にも心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。私はチームを去りますが、来シーズン以降の愛媛FCの飛躍を心から願っております。2年間本当にありがとうございました。」というコメントを発表している。

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