“キック・アンド・ラッシュ”の申し子

ケビン・ノーラン（イングランド）

【最終所属】レイトン・オリエントSC

　イングランド伝統の”キック・アンド・ラッシュ”の戦術を用いることで有名なサム・アラダイスがボルトンを率いていた当時、ブレイクを果たしたのがケビン・ノーラン。ボルトンでは中田英寿ともチームメイトであった。

　ノーランはニューカッスルへと移籍するが、2011年にアラダイスとのコンビが当時チャンピオンシップ（2部）に所属していたウェストハムで復活。12ゴールを挙げてプレミアリーグへの昇格に貢献し、翌年も10ゴールを奪いウェストハムの中盤を支えた。

　昨シーズンは新たに就任したスラベン・ビリッチ監督の下で2試合の出場に留まり、5シーズン所属したウェストハムを退団。今年の1月に4部リーグのレイトン・オリエントに加入して14試合でプレーしたが、6月に退団して現在はフリーとなっている。