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長友が6試合ぶり先発のインテル、ブロゾビッチ2発でジェノア下す

text by 編集部 photo by Getty Images

マルセロ・ブロゾビッチ
ジェノア戦で2得点のマルセロ・ブロゾビッチ【写真:Getty Images】

【インテル 2-0 ジェノア セリエA 第16節】

 イタリア・セリエA第16節が現地時間の11日に行なわれ、インテルはホームでジェノアと対戦。ブロゾビッチの2ゴールで2-0の勝利を収めている。

 インテルは長友がリーグ戦では6試合ぶりとなる今季4度目の先発出場。3-4-3の布陣が敷かれ、長友は中盤左サイドの高めの位置取りとなった。

 前半から積極的にゴールに迫る形が目立ったのはアウェイのジェノアの方だった。19分にはラゾビッチが右サイドから抜け出してゴールを襲い、26分にはオカンポスの決定的なヘディングをGKハンダノビッチが好セーブ。一方のインテルも31分、長友がスルーパスを受けて抜け出しシュートを放ったがボールを受けた時点でオフサイドだった。

 38分に均衡を破ることに成功したのはインテル。ジョアン・マリオの右からのコーナーキックがゴール前の密集を越えて反対側へこぼれると、待ち構えていたブロゾビッチがダイレクトで合わせる。ゴール右隅の正確なコースを突いた低いシュートにGKペリンは反応できず、インテルが1点リードを奪って前半を折り返した。

 後半も何度かジェノアにゴールに迫られる形をつくられていたインテルだが、69分にはカウンターから追加点。ジョアン・マリオが左サイドを力強く突破し、エリア内へ入って中央へマイナスのパスを送ると、再びブロゾビッチが蹴り込んでアドバンテージを2点に広げた。

 これで余裕の生まれたインテルは、ブロゾビッチのボレーやミランダのヘッド、長友のシュートなどで3点目をうかがう。それ以上のゴールこそ生まれなかったもののピオリ体制では初の完封を守り、そのまま2-0で勝利を収めた。

【得点者】
38分 1-0 ブロゾビッチ(インテル)
69分 2-0 ブロゾビッチ(インテル)

【了】

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