北九州、本山ら加入も勝ち点奪えず降格。新スタジアムの門出はJ3で【2016年Jリーグ通信簿】

今シーズンのJ2も全日程が終了した。この1年を振り返り、各クラブはどのようなシーズンを送ったのだろうか。今回は、リーグ戦を最下位で終えてJ3降格となったギラヴァンツ北九州を振り返る。

2016年12月15日(Thu)9時58分配信

シリーズ:2016年Jリーグ通信簿
text by 編集部
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接戦もモノにできず。勝ち点を取りこぼし続けてJ3降格

北九州
J3降格となったギラヴァンツ北九州【写真:Getty Images】

 新幹線も停車する小倉駅から徒歩でアクセス可能な球技専用新スタジアムの最初のシーズンをJ3で迎えることになった。ギラヴァンツ北九州にとって、2016年は忘れることができないシーズンとなってしまった。

 一昨年にはJ1ライセンスを持たないながらも昇格プレーオフ圏内となる5位に入り、昨季も7位。今シーズンは再び上位進出を目指し、地元出身の本山雅志を獲得するなど期待が高まっていた。

 しかし、昨季18ゴールを挙げた小松塁など怪我人が続出。メンバーをなかなか固定して戦うことができなかった。その影響はシーズンを通して連勝が1度だけ、3失点以上の敗戦が6度もあり、接戦で勝ち点を奪えないことが結果としてJ3への降格に繋がってしまった。

 1シーズンでのJ2復帰に向けて、オフでは前線の小松、本山などの慰留に努めたい。いずれの選手も30歳を超えており、シーズンを通したフル稼働は難しいかもしれない。16得点を挙げた原一樹は讃岐移籍が決定したが、それでも小松の得点力、本山のテクニックはJ3のレベルでは群を抜く。

 また、ベテラン選手の慰留に努めながらも若手選手の育成、発掘も必要になる。23歳以下で10試合以上出場した選手はおらず、この年代の選手が多くない。メンバー編成も含めて、未来の北九州を担う選手を見つけなければならない。

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