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コウチーニョ、マンC戦での復帰は望み薄。「急がせたくはない」とクロップ

text by 編集部 photo by Getty Images

フィリッペ・コウチーニョ
リバプールのフィリッペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】

 リバプールのユルゲン・クロップ監督は、MFフィリッペ・コウチーニョがマンチェスター・シティとの大一番で復帰する可能性は低いことを明かした。23日付の英紙『デイリー・メール』などが伝えている。

 リバプールの中心選手として「背番号10」を背負うコウチーニョは、現地時間11月26日に行われたサンダーランド戦で負傷し、足首の靭帯損傷により6週間の離脱が見込まれることになった。だが順調な回復を見せたことで、早ければ今月31日に行われるプレミアリーグ第19節のシティ戦での復帰も期待できる状況になったと報じられていた。

 しかしクロップ監督は、コウチーニョの状態について次のように述べている。「残念ながら、彼は(全体)練習に戻ってきてはいない。もう復帰してきたと考えられる理由はない。深刻な負傷だったし、今でもそうだ」

「この状況で急がせたいとは思わない。今いくつかの試合があるからといって、急ぐわけにはいかない。そういうことが影響すべきではない」とクロップ監督。シティとの試合が重要であるという理由で復帰日程を早めることはないと主張した。だが「不可能だと言いたくはない」とも付け加え、コウチーニョのシティ戦出場の可能性も完全に閉ざしてはいない。

 リバプールは現時点で首位チェルシーと6ポイント差の2位に位置し、シティはリバプールと1ポイント差での3位。優勝に望みを繋ぐため両チームにとって大きな意味を持つ一戦となる可能性もあるが、リバプールはやはり10番を欠いての戦いとなるのだろうか。

【了】

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