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ミラン、本田の後釜確保へ。トフィーズからバルサのカンテラ育ちを獲得か

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェラール・デウロフェウ
ミランが獲得を狙うFWジェラール・デウロフェウ【写真:Getty Images】

 ミランは、日本代表FW本田圭佑の後釜を見つけたようだ。30日付の伊紙『ラ・レプッブリカ』が報じている。

 現在好調のミランで欠かせない選手の1人となっているMFスソの台頭もあって、ポジションを失っている本田。来年6月30日に契約が切れるために、今冬の移籍の可能性が取りざたされている。

 そこでミランは、指揮官のヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が求めていたスソやFWエムバイェ・ ニアンの代役となれる本田の後釜を見つけ出したようだ。その選手が、バルセロナのカンテラ(下部組織)出身のエバートンに所属する22歳のFWジェラール・デウロフェウだという。

 ミランは、買い取りオプションの付かない期限付き移籍でデウロフェウをフリーで獲得することを望んでいるようだ。現在、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOがデウロフェウの保有権を所有するエバートンが同選手を放出するつもりがあるかどうかを探っているところだとみられているが、その間にも今夏にミランを買収した中国グループは、同選手の獲得の許可を出したと報じられている。

 スペインU-21代表で主将を務めるデウロフェウは、バルセロナ時代に17歳でチャンピオンズリーグデビューを果たすと、2014/2015シーズンには期限付き移籍したセビージャではヨーロッパリーグ制覇に貢献。そして昨季に完全移籍したエバートンでは、これまで出場した74試合で8得点18アシストを決めている。

 遂に本田の後釜探しに動き始めたミラン。デウロフェウの取引に関しては楽観的な見通しがされていると報じられているが、一方で本田の今後についてはどのような見通しがされているのだろうか。

【了】

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