アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、自身の去就について「アトレティコを去ることはない」とチーム残留を明言した。30日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
サウジアラビアを訪問し、現地30日にアル・イテハドと親善試合を行ったアトレティコは、アントワーヌ・グリーズマン、ケビン・ガメイロ、ガビ、コケら多くの主力も出場したこの試合を3-2と勝利で終えた。シメオネ監督は試合後の会見で、自身の去就についての質問が飛び出すと「アトレティコを去ると予想しているのかい?チームを去ることはない」と辞任の意思がないことを強調している。
また、このゲームでゴールを決め、通常右サイドバックでプレーする、ファンフランをより高い位置でプレーさせたことについて「彼はキャリアを通じ攻撃的にプレーしてきたし、パスだけでなく、敵陣深く切り込んでくれるなど、常に我々に素晴らしいプレーをもたらしてくれる」と述べ、31歳のベテランを称賛している。
この日試合が行われたキング・アブドゥラ・スポーツシティには大観衆が集まり、アル・イテハドの創設90周年の記念イベントも盛大に行われるなど華やかな雰囲気に包まれ、シメオネ監督も「ロッカールームにいたのでセレモニーは見られなかったが、歓声は聞こえたし、きっと素晴らしいものであったのだろう。また、試合でもたくさんのゴールが生まれ、観衆は大いに楽しんだのではないかと思う」と述べた。
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