バイエルン・ミュンヘンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、チェルシーがチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルの獲得を狙っていると報じられている噂を否定した。4日に独メディア『シュポルト・アインス』などが報じて いる。

　先日オスカルを6000万ユーロ（約74億円）とされる金額で中国の上海上港に売却したチェルシーは、中盤を補強するために今冬の移籍市場でこの大金を投資するのではないかと注目されている。

　そこで、チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督がかつてユベントス時代に重宝したビダルを獲得するために4000万ポンド(約58億円）を投じるのではないかと英紙によって噂されているが、アンチェロッティ監督は、2019年までクラブと契約で結ばれているビダルの移籍の噂を一蹴した。

「そんな噂は、全くのナンセンスだ」

　また、アンチェロッティ監督は、「この冬に新たに加入する選手はいないだろう」と述べ、今冬の移籍市場で誰も獲得するつもりがないことも明かしている。

　現在カタールのドーハで冬季キャンプを行っているバイエルン。現在首位に立つバイエルンは、1月20日に行われるブンデスリーガ第17節でフライブルクとの対戦に挑む予定となっている。

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