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不透明なアグエロの契約状況。指揮官ペップも「いつまでなのか知らない」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼップ・グアルディオラ、セルヒオ・アグエロ
ジョゼップ・グアルディオラ監督とセルヒオ・アグエロ【写真:Getty Images】

 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、同クラブのFWセルヒオ・アグエロと契約延長に向けた話をしたのではないかという憶測を否定し、同選手の契約が残り何年となっているかも知らないと明かした。20日付の英紙『デイリー・メール』など複数メディアが伝えている。

 シティのエースストライカーであるアグエロは、代理人とともにグアルディオラ監督と会食している様子が写真に捉えられ、19日にメディアで報じられた。契約延長に向けた交渉を行ったのではないかとの見方も広がることになった。

 だがグアルディオラ監督は、「契約について話をしたわけではない。彼には監督をディナーに招くことができるだけの大金があるんだ」と20日の会見でコメント。単なる会食でしかなかったと主張している。

 シティと2019年までの契約を交わしていたアグエロは、2020年までの契約延長が昨年の時点で合意に達したとみられているが、クラブから発表は行われていない。グアルディオラ監督は「分からない。彼はもう契約延長にサインしたんだと思う」と話しており、おそらくは2020年までの契約延長が完了しているという見方を示した。

「セルヒオは自分がいつまでと決めた時までここに残ることになるだろう。彼は我々の最高のストライカーだ。チームは得点力に問題を抱えているので彼が必要だ」とスペイン人指揮官は主張。関係が良好ではないとも報じられていたエースへの信頼を強調している。

【了】

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