バイエルン・ミュンヘンに所属するチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルは、肋骨の怪我により2週間から3週間離脱することになるようだ。23日付の独紙『TZ』が報じている。

　現地時間14日に行われたテレコム・カップ決勝で肋骨打撲の怪我を負ったビダル。同選手は、怪我が完全に回復していない状態で現地時間20日に行われたブンデスリーガ第17節フライブルク戦に出場したが、試合中に再び肋骨に痛みを感じ、55分に交代を余儀なくされている。

　この怪我により、ビダルは2週間から3週間の離脱が強いられる可能性があるようだ。そして、来月15日に予定されているチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント1回戦1stレグのアーセナル戦に欠場する恐れもあることをビダル本人が明かした。

「肋骨に強い痛みを感じる。この状態ではプレーできないから僕は休養せざるを得なくなった。少なくとも2週間から3週間離脱することになると思うし、完治するためにはそうするしかないわけだけど、CLの試合に出場できるかどうかはその時の僕の状態次第となりそうだ」

　この発言が今後の検査によって裏付けられれば、ビダルはブンデスリーガ第18節ブレーメン戦と第20節のシャルケ戦、そして来月11日に予定されているインゴルシュタット戦を欠場する見込みとなる。さらにCLのアーセナル戦でもビダルを失ってしまうとなれば、バイエルンにとって大きな痛手となりそうだ。

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