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長期離脱から復活の武藤、後半戦へ目標設定。「少なくとも7ゴール!」

text by 編集部 photo by Getty Images

武藤嘉紀
マインツの武藤嘉紀【写真:Getty Images】

 マインツに所属するFW武藤嘉紀は、負傷による長期離脱から復帰を果たしたことを喜び、今シーズン後半戦には「あと7ゴール」という目標を掲げた。25日付の独紙『ビルト』がインタビューを伝えている。

 マインツ加入2年目の武藤は、今季序盤には公式戦6試合に出場して3ゴールを記録していたが、9月末にヨーロッパリーグの試合で負傷。離脱は長引き、昨年中に復帰することはできなかったが、ウインターブレーク明けの初戦となった現地時間22日のケルン戦に先発出場してついに復帰を果たした。

「本当にホッとしています。ケルン戦は復帰後の初戦ですが何も問題ありませんでした。勝ちたかったですけどね」と武藤は、FW大迫勇也との日本人アタッカー対決となった試合を振り返っている。

 離脱を強いられていた期間については「本当に辛かった」としながらも、「復帰へのモチベーションは常にありました。ファンのためにもう一度プレーしたいということがモチベーションでした」と語った。

 ブンデスリーガはケルン戦でシーズン前半戦を終え、後半戦に突入する。「ファンに愛されるようになるため、できればゴールで貢献したい」という武藤は、リーグ後半戦に向けて「少なくとも7点!」と目標の数字を挙げた。

 加入1年目の昨シーズンは前半戦で7ゴールを挙げていた武藤だが、後半戦は負傷離脱を強いられた。出場すれば一定の結果を残しているだけに、今後はコンディションを維持して活躍を続けることが期待されるところだ。リーグ後半戦の初戦は現地時間の29日、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントとのホームでの対戦となる。

【了】

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