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「マンUでのルーニーの時間は終わったかもしれない」。元主将が移籍を促す

text by 編集部 photo by Getty Images

ウェイン・ルーニー
マンチェスター・ユナイテッドのウェイン・ルーニー【写真:Getty Images】

 元イングランド代表のポール・インス氏は、古巣マンチェスター・ユナイテッドのFWウェイン・ルーニーは他クラブへ移籍するべきだという考えを述べている。大手ブックメーカー『パディー・パワー』によるインタビューでのコメントを英複数メディアが伝えた。

 2004年にエバートンからユナイテッドに加入して以来、中心選手として活躍を続けてきたルーニーだが、もはやポジションは保証されていない。今季はプレミアリーグで17試合に出場しているが、先発出場はわずか8試合にとどまっている。

 それでも、かつてユナイテッドでキャプテンを務めたインス氏は、現キャプテンのルーニーが“終わった“選手だとは考えていないようだ。「ウェイン・ルーニーが終わったなどという考えを示唆するだけでも失礼なことだ。彼は31歳であり、まだサッカーでやれることはたくさんある」

 だが、活躍を続けていく場所はユナイテッドだとは限らない。「ルーニーはサッカーをしたいと望んでおり、毎試合プレーしたいと思っている。ユナイテッドがそれを提供できなくなったのであれば、彼のユナイテッドでの時間は終わったということかもしれない」とインス氏は語る。

 中国へ移籍する可能性も盛んに報じられているが、ルーニーはプレミアリーグのトップレベルでプレーを続けることが可能だとインス氏は主張した。「イングランドで、もう少し彼のプレーを楽しめることを願いたい。(ジョゼ・)モウリーニョに手放す気があるのなら、彼との契約に飛びつくプレミアリーグのトップクラブはたくさんあるだろう」

 先月21日のストーク・シティ戦で記録したゴールにより、ルーニーはサー・ボビー・チャールトン氏を上回るユナイテッドの歴代最多得点者となった。この記録を置き土産にユナイテッドを去ることもあり得るのだろうか。

【了】

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