今冬の移籍市場でミランからワトフォードに期限付き移籍した22歳のFWエムバイェ・ニアンが、同クラブに完全移籍する可能性があるようだ。6日付の英紙『デイリー・メール』が報じている。

　昨年末辺りから徐々に調子を落として出場機会が減少したことで、出番を求めてワトフォードに加入したニアン。同選手にとってプレミアリーグは初参戦となるが、デビュー戦となったアーセナル戦に先発出場して勝利に貢献すると、2試合目となったバーンリー戦では1得点1アシストを決め、チームを勝利に導く活躍をしている。

　この活躍にワトフォードは、まだ2試合しか出場していないにもかかわらず、すでにニアンの買い取りを検討中だという。同選手には今季終了後に行使できる1350万ポンド(約19億円）とみられる買い取りオプションが付いているが、同クラブはすぐにこのオプションを行使するつもりでいるようだ。

　同じくニアンも、バーンリー戦終了後のインタビューでワトフォードに長く留まりたいことを明かしている。

「プレミアリーグでプレーすることは、ずっと僕の夢だったんだ。ここに長くいるために僕はワトフォードに来た。このクラブは素晴らしいクラブだし、ここで僕がもたらせるものを証明したい」

　また、この活躍にサポーターもすでにニアンの虜になっているとされ、指揮官のワルテル・マッツァーリ監督も、同選手をまるで我が子のように扱っているようだ。

　ワトフォードに加入したばかりにもかかわらず、すでに2試合連続で先発出場を果たしたニアン。果たしてこれからもこの調子を維持することができるだろうか。

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