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レジェンド尽くしの”2006年W杯世代”が次々と現役引退。一つの時代に幕

text by 編集部 photo by Getty Images

フィリップ・ラーム
今季限りでの現役引退を発表したフィリップ・ラーム【写真:Getty Images】

 2016年後半から2017年2月にかけて、多くのレジェンドたちが現役引退を表明している。それらの選手たちの多くは、2006年ドイツW杯がW杯デビューとなった選手たちだ。”2006年W杯世代”とも言えるレジェンドたちがキャリアに終止符を打ち、一つの時代に幕を閉じようとしている。

 現地時間7日に行われたドイツ杯(DFBポカール)3回戦のヴォルフスブルク戦後のインタビューで元ドイツ代表DFフィリップ・ラームが今季限りで現役引退することを発表。2014年W杯でドイツ代表の優勝に貢献し、2006年、2010年、2014年と3度W杯出場を果たしたレジェンドが、また一人ピッチから去ることを決断した。

 また、元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードは昨年11月に現役引退を表明。2006年W杯出場を皮切りに、2010年W杯、2014年W杯と3度W杯出場を経験している。2006年W杯では全ての試合に出場しチームのベスト8進出に貢献していた。

 同じく元イングランド代表MFフランク・ランパードも2006年W杯が最初のW杯出場となり、イングランドのベスト8進出に貢献している。2010年W杯、2014年W杯にも出場しジェラードと共に一つの時代を作った。ランパードは今年2月に現役引退を表明している。

 そして、元スペイン代表MFシャビ・アロンソも今年1月に今季限りで現役引退することを発表していた。2006年W杯出場を皮切りに、2010年W杯と2014年W杯にも出場している。2010年W杯ではスペイン代表の優勝も経験した。さらに元イタリア代表MFアンドレア・ピルロも現役引退を示唆しており、次々と”2006年W杯世代”がピッチから去る状況が続いている。

【了】

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