今冬の移籍市場でインテルからウディネーゼに期限付き移籍した20歳のコートジボワール人MFアサン・ニュクリの心臓に問題が発覚した。8日にウディネーゼが公式サイトで発表している。

　ウディネーゼによると、先日行われた医療検査でニュクリの心臓に問題が発覚し、サッカーをするには適していないという結果が出たという。そして、さらにウディネで行われた検査でも同様の問題が確認され、同選手は3ヶ月間スポーツ活動を停止することになったとのことだ。これを受けて、伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などは、今季残りの試合への出場はほぼ絶望的となったという見方をしている。

　今季これまで公式戦8試合しか出場していないニュクリは、出場機会を求めてこの冬に今季終了までのレンタルでウディネーゼに加入。そこで同選手は、先月29日に行われたセリエA第22節のミラン戦の招集メンバーに名を連ねたが、今月5日に行われたセリエA第23節のキエーヴォ戦にはインフルエンザで欠場しており、ウディネーゼに移籍して以来まだ一度も試合に出場してはいない。

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