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原口、延長前半までプレー…一方で課題も「判断を間違えた部分もある」

text by 編集部 photo by Getty Images

原口元気
ヘルタに所属する原口元気【写真:Getty Images】

 現地時間8日にドイツ杯(DFBポカール)3回戦の試合が行われ、ヘルタ・ベルリンはドルトムントと対戦。PK戦までもつれ込んだ試合は、PK(3-2)でドルトムントの勝利に終わっている。ヘルタに所属する日本代表FW原口元気は延長前半までプレーしていた。

 試合を終えた原口は自身の課題を口にしている。攻撃面に関しては「1個、うまく剥がすだけで違うんですけど。そこが剥がしきれない。僕も含めてですけど。なんか走ってて歯がゆいですね、「こうしたらいいのにな」っていうのは自分の頭にあるのに、なかなかそれが出てこなくて。それがガンガン出てきたら、何か仕事ができるのかなというのがあります」と語り、思ったように上手くいかなかった部分があることを明かした。

 また、「こうしたらいいのにな」という部分に関して原口は「ボールを取ったときの判断とか、慌てないとか、カウンターに入るときのクオリティ。意外にパスが出ちゃえばやれないことはないんだけど、どう出すかとか、逆に一個止めて周りを見るとか、慌てない。そういうところが欲しいですね」と具体的に説明している。

 続けて「どちらかというと低い部分での仕事がメイン。特に強い相手になると。そこを上げれば結局自分にも返ってくるので。自分にとっては収穫というか、できてた部分もあるし、判断を間違えた部分もある」と答えている。

(取材:本田千尋【ドルトムント】、文・構成:編集部)

【了】

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