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“勝ち点14差”のマンUも警戒するコンテ。「6チームがタイトル獲得へ戦える」

text by 編集部 photo by Getty Images

アントニオ・コンテ
チェルシーのアントニオ・コンテ監督【写真:Getty Images】

 プレミアリーグで順調に首位を走っているチェルシーだが、アントニオ・コンテ監督はタイトル獲得が安泰だと考えるべきではないと主張した。10日付の英メディア『スカイ・スポーツ』などが同監督のコメントを伝えている。

 リーグ戦の約3分の2を終えようとしている時点で、チェルシーは2位トッテナムと9ポイント差の首位。後続を振り切ってこのままタイトルを獲得する可能性は、試合を消化するごとに高まりつつあるように見える。

 だがコンテ監督は、14ポイント差で6位に位置するマンチェスター・ユナイテッドも警戒の対象から外してはいないようだ。「率直に言って、タイトル獲得に向けて戦うことのできる強力なチームは6つある。マンチェスター・ユナイテッドにも素晴らしいメンバーが揃っている」と指揮官は述べた。

「(2位に)9ポイントの差をつけているのは確かだが、タイトル獲得に迫っていると考えてしまうのは大きなミスだ。まだ14試合残っている」とコンテ監督。「シーズンの最後までプレッシャーと付き合っていかなければならない。他のチームが勝てば差は縮まるし、そうでなければ差は広がる。自分たちの試合のことだけを考えるべきだ」

 今週末の第25節では、チェルシーは12日にアウェイでバーンリーと対戦。5位リバプールと2位トッテナムの上位対決も組まれており、チェルシーにとってはさらに後続との差を広げるチャンスとなるかもしれない。

【了】

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