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バルサ、”MSN”揃い踏み! アラベスに6発快勝で暫定的に首位浮上

text by 編集部 photo by Getty Images

バルセロナ
得点を決めたネイマール【写真:Getty Images】

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【アラベス 0-6 バルセロナ リーガエスパニョーラ 第22節】

 スペイン・リーガエスパニョーラ第22節が現地時間の11日に行なわれ、バルセロナはアウェイでアラベスと対戦。“MSN”の活躍により、バルセロナが6-0で大勝をおさめている。

 未消化分を2試合残して首位に立つレアル・マドリーを1ポイント差で追いかけるバルセロナ。この試合に勝てば暫定首位に浮上し、ライバルにプレッシャーをかけることができる状況となる。

 そのような中で迎えた今節の相手は、バルセロナと同じくコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の決勝に駒を進めた昇格組アラベス。同チームは今季リーグ戦でバルセロナに初黒星を付けたチームだが、来週にチャンピオンズリーグの試合を控えるバルセロナのルイス・エンリケ監督は、この試合で主力を温存することなくMSN(メッシ、スアレス、ネイマール)を先発起用する。

 そして中盤には、第19節エイバル戦で負った負傷により離脱していたブスケッツがリーグ戦で3試合ぶりに先発に復帰。最終ラインでは招集メンバーから外れたピケの代わりにマテューがセンターバックで先発出場し、左サイドバックにはディニュが入った。

 開始して37分、左サイドからのビダルの低いクロスにスアレスが飛び込み、得点ランク単独首位に立つ今季17ゴール目でバルセロナが先制に成功。さらに40分には、ラキティッチがゴール前に送った浮き球のパスにGKが処理し損ねると、そのボールをスアレスがヘディングで折り返す。すると、そのボールを詰めていたネイマールが左足で流し込み、バルセロナが2点リードして前半を折り返した。

 後半になってもバルセロナは攻撃の手を緩めない。59分には、”S”と”N”に続いて、”M”もゴールを記録。相手DFからボールを奪ったメッシが、エリア内からGKの股を抜く低いシュートを流し込み、スアレスに再び並ぶ今季17点目を挙げた。

 さらに63分には、スアレスからのパスを受けたメッシがエリア内でシュートを放つと、最後は止めに入った相手DFに当たってゴールに吸い込まれる。そして65分には、ゴール前で受けたスアレスのヒールパスからラキティッチがゴール左上隅に突き刺してさらにリードを広げると、67分にはネイマールがシュートを放ち相手GKが弾いたところをGKが弾いたスアレスが本日2点目となる得点ランク単独首位に立つ今季18ゴール目を決め、バルセロナがわずか8分間で一挙に4得点を挙げる。

 終了間際には足首を負傷したビダルが担架で運ばれてピッチを後にしたものの、リーグ戦では第19節エイバル戦以来今季3度目となる”MSN”揃い踏みで6-0と快勝したバルセロナは勝ち点を48にして暫定首位に浮上。この後に試合を行うオサスナ対マドリーの結果を待つこととなった。

【得点者】
37分 0-1 L・スアレス(バルセロナ)
40分 0-2 ネイマール(バルセロナ)
59分 0-3 メッシ(バルセロナ)
63分 0-4 オウンゴール(バルセロナ)
65分 0-5 I・ラキティッチ(バルセロナ)
67分 0-6 L・スアレス(バルセロナ)

⇒順位表はこちら

【了】

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