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PSG主将、”負傷欠場”はウソ? 「バルサを恐れた」との報道にクラブは反論

text by 編集部 photo by Getty Images

チアゴ・シウバ
パリ・サンジェルマンのチアゴ・シウバ【写真:Getty Images】

 パリ・サンジェルマン(PSG)のキャプテンを務めるDFチアゴ・シウバは、バルセロナへの”恐怖心”から試合を欠場することになったとの見方が報じられたが、クラブはこれに反論している。

 PSGは現地時間14日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の1stレグでバルサと対戦。ホームで4-0という衝撃的な大勝を収めたが、T・シウバはこの試合に出場していなかった。ウナイ・エメリ監督は負傷による欠場だと説明している。

 だが16日付の仏紙『レキップ』は、T・シウバの欠場理由は他にあると報じた。試合前にふくらはぎを痛めたとして検査を受けた同選手は、負傷は特に確認されなかったものの、試合への「恐怖で固まっているようだった」という証言が伝えられている。

 PSGはこれを受け、T・シウバの母国ブラジルの『グローボエスポルチ』を通して報道内容を否定。T・シウバは2月7日のリーグアン第24節リール戦で「左ふくらはぎに強い打撲」を負ったと診断され、バルサ戦の前に行われた10日のボルドー戦も欠場したと主張した。「彼のモチベーションについて疑問が投げかけられたことに、クラブの全員がショックを受けている」と述べられている。クラブによればT・シウバは19日のトゥールーズ戦も欠場が濃厚だが、次節マルセイユ戦での復帰を目指すという。

 T・シウバ自身も試合前には、インスタグラムの自身のアカウントで負傷について同様の説明をしていた。いずれにしても、1stレグで4-0の勝利を収めた今、3月8日に行われる2ndレグではPSGの選手がバルサを恐れることはないかもしれない。

【了】

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