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“PKキッカー”長谷部、今回は決められず。「僕のミスでした」と反省の弁

text by 編集部 photo by Getty Images

長谷部誠
フランクフルトの長谷部誠【写真:Getty Images】

 ブンデスリーガ第21節が現地時間の18日に開催され、フランクフルトはホームでインゴルシュタットと対戦。MF長谷部誠のPK失敗もあり、0-2で敗れる結果に終わっている。

 前半のうちに先制点を奪われ、退場者も出して数的不利に追い込まれたフランクフルトだが、56分にPKを獲得して同点のチャンスを迎える。だがキッカーを務めた長谷部のシュートはGKの好セーブに阻まれ、こぼれ球を押し込もうとした長谷部の2本目のシュートもクロスバーを叩いてしまった。69分には逆にPKから追加点を奪われ、フランクフルトはホームでの敗戦となった。

 エースのFWアレクサンダー・マイヤーが今季2本のPKを失敗したこともあり、長谷部はウインターブレーク中に新たなPKキッカーに任命されていた。今月5日の第19節ダルムシュタット戦では今季初ゴールとなるPKを成功させたが、再びチャンスの訪れた今回は決めることができなかった。ブンデスリーガでの日本人選手のPK失敗は、2014年2月に当時ニュルンベルク所属のMF清武弘嗣が失敗して以来2例目となる。

「すごく残念です。少なくとも勝ち点1は獲得するべきでした。僕のミスだったので謝りたいと思います」と長谷部の試合後のコメントを独紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』が伝えている。“元キッカー“のマイヤーは「PKは外すこともある。僕も自分の経験から分かっている」と長谷部に同情の言葉を向けた。

 チャンピオンズリーグ出場圏内の3位浮上を果たしていたフランクフルトだが、前節に続く連敗で5位に後退。次節はFW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンとアウェイで対戦する。

【了】

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