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決勝点のカズ、開幕から3試合連続先発は”11年ぶり”。50歳での充実ぶり

text by 編集部 photo by Getty Images

三浦知良
横浜FCの三浦知良【写真:Getty Images for DAZN】

 12日に行われた明治安田生命J2リーグ第3節の横浜FC対ザスパクサツ群馬戦で、横浜FCの”カズ”こと三浦知良戦はJリーグにおいて史上初となる50歳での公式戦ゴールを記録した。

 先発で出場したカズは前半40分、右からのクロスに合わせたFWイバのシュートがGKに弾かれると、素早く反応して左足でボールを押し込んだ。カズが58分にベンチに下がったあと、横浜FCは1点のリードを守って1-0で勝利。カズのゴールを決勝点として今季2勝目を挙げている。

 50歳の誕生日に行われた今季開幕戦の松本山雅FC戦に先発出場したカズは、続く第2節のV・ファーレン長崎戦にも先発していた。シーズン開幕からリーグ戦3試合連続の先発出場は、横浜FC加入2年目の2006年以来、実に11シーズンぶりのことだ。

「常にゴールを狙っている中で、今日は特にいいフィーリングがあってゴールをとれる予感もしていて、その中で前向きに行くことができた結果かなと。よかったと思います」と横浜FCは、クラブ公式サイトでカズのコメントを伝えている。

 群馬戦ではゴール以外にも軽快なフェイントを披露するなど、コンディションの良さを感じさせていた。この調子を維持すればさらなるゴールで世界を驚かせることも期待できそうだ。

【了】

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