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頭部負傷のF・トーレス、CLで復帰へ。アトレティコDFは“大逆転”を警戒

text by 編集部 photo by Getty Images

フェルナンド・トーレス
フェルナンド・トーレス【写真:Getty Images】

 今月2日のリーグ戦で頭部を強打してピッチから病院に搬送されたアトレティコ・マドリーのFWフェルナンド・トーレスは、順調に回復しているようだ。

 アトレティコは14日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦2ndレグに向けてF・トーレスを招集すると発表した。

 一方、11日のグラナダ戦を欠場していたケビン・ガメイロは、レバークーゼン戦も不在となる。年明けから好調を維持していたフランス人FWは胃痛に悩まされており、招集メンバーから外れた。

 また、キャプテンのMFガビと不動の左SBフィリペ・ルイスは出場停止となっている。敵地での1stレグを4-2で制し、4つのアウェイゴールを持ち帰ったアトレティコは有利な状況にあるが、主力の欠場はどんな影響を及ぼすだろうか。

 英紙『デイリー・メール』などによれば、アトレティコのDFディエゴ・ゴディンは、レバークーゼン戦の前日記者会見で4点ビハインドから奇跡の大逆転を成し遂げたバルセロナを引き合いに出し、「バルセロナの逆転はサッカーがいかに美しいかという素晴らしい例だったが、ああいうことは誰にでも起こる可能性がある。我々は過去に何が起きたのかを考えることなく、勝ちたいという気持ちを前面に出していく必要がある」と気を引き締めた。

 ディエゴ・シメオネ監督も同様に「逆転はいつだって起こりうる。バルサに起こったようなことだけではない」と、監督交代に踏み切ったばかりのレバークーゼンを警戒した。試合は現地時間15日の20時45分(日本時間16日4時45分)開始予定となっている。

 アトレティコ・マドリーのレバークーゼン戦招集メンバーは以下のとおり。

GK:モヤ、オブラク
DF:ゴディン、サビッチ、ヴルサリコ、リュカ・エルナンデス、ファンフラン、ヒメネス
MF:コケ、サウール、カラスコ、チェルチ、トーマス、ガイタン、ファン・モレノ
FW:グリーズマン、F・トーレス、コレア

【了】

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