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ミラン監督、若き守護神のミスをとがめず。本人は「顔を上げて前進」と切り替える

text by 編集部 photo by Getty Images

ジャンルイジ・ドンナルンマ
ジャンルイジ・ドンナルンマ【写真:Getty Images】

 ミランを率いるヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が、GKジャンルイジ・ドンナルンマを擁護した。指揮官のコメントを、伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。

 現地時間2日に行われたセリエA第30節でミランはペスカーラと対戦し、敵地で1-1と引き分けた。最下位相手のまさかの引き分けで失点に関与してしまったのが18歳の若き守護神だ。

 12分、ミランのDFガブリエル・パレッタが右サイドから後方にバックパスを送ると、ドンナルンマがトラップミス。これがそのままゴールに入り、オウンゴールで先制点を献上した。パレッタのパスがバウンドしていたことやゴールの枠を外さなかったことも問題だが、ドンナルンマのミスは大きく取り上げられている。

 モンテッラ監督は試合後、「ミスは起こり得る。そこから成長していくものだ。彼はそのあとも試合で落ち着いていたと思う」とコメント。ミスの所在についてはパレッタが相手にプレッシャーを受けていたことを指摘しつつ、「2人のミス」だと語った。

 一方でドンナルンマ本人は、『ミランTV』の中で、「ミスをしてしまったのは残念だ」と落胆しつつも、「一つのミスで打ちのめされたりはしない。顔を上げて前に進んでいきたい」と話している。

 最下位ペスカーラと引き分けたミランは、セリエAで7位につけている。

【了】

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