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リバプール、虎の子の1点守りきりWBAに辛勝。マンC抜きCL出場権確保に前進

text by 編集部 photo by Getty Images

リバプール
フィルミーノのゴールを守りきったリバプールが勝利【写真:Getty Images】

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【ウェストブロムウィッチ 0-1 リバプール プレミアリーグ第33節】

 プレミアリーグ第33節が現地時間16日に行われ、ウェストブロムウィッチとリバプールが対戦した。

 主力に負傷者が多いリバプールは、ヘンダーソンやララーナ、マネといった選手たちが欠場。最前線にはオリギが入る。一方のウェストブロムウィッチは得点力不足にあえいでおり、チーム得点王ながら絶不調のロンドンをベンチスタートとし、ロブソン=カヌが先発出場した。

 前半は両チームともいくつかチャンスを作り、拮抗した展開となる。来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得のためにもしっかりと勝っておきたいリバプールだが、なかなかエンジンがかからず相手に何度か決定機を与えてしまった。

 それでも前半アディショナルタイム、セットプレーから試合を動かしたのはリバプールだった。ミルナーが右サイドから蹴ったフリーキックを、ルーカスが頭で逸らし、最後はファーサイドに詰めていたフィルミーノが決めて先制点を奪って45分間を終えた。

 後半、ウェストブロムウィッチは早めの選手交代で流れを変えようと試みる。61分にシャドリを下げてモリソンを投入。さらに64分にはヤコブとロブソン=カヌに代えてマクリーンとロンドンを送り出した。

 だが、リバプールの粘り強い守備もあってなかなかゴールに近づけない。80分にはカウンターからロンドンがドリブルで運び、左から追い越したフィリップスがGKと1対1の状況を迎えるが、シュートはミニョレの壁に阻まれた。

 どちらも最後までピリッとしない戦いぶりではあったが、前半アディショナルタイムのフィルミーノのゴールを守りきったリバプールが1-0で粘り勝ち。ウェストブロムウィッチは最終盤の数分間GKフォスターを最前線まで上げて同点を狙ったが、3試合連続無得点での3連敗となった。

 消化試合数の関係で暫定ではあるものの、勝利したリバプールは、15日にサウサンプトンを下したマンチェスター・シティを抜き返して3位に浮上している。

【得点者】
45+2分 0-1 フィルミーノ(リバプール)

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【了】

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