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ドルト準決勝進出ならず、8年ぶりのドイツ勢8強全滅。ロイス「運があれば…」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ドルトムントのマルコ・ロイス(中央)【写真:Getty Images】

 現地時間19日にチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグが行われ、ドルトムントはアウェイでモナコと対戦し1-3で敗戦。2試合合計3-6で敗退となった。

 ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は試合後、ドイツ国営放送『ZDF』のインタビューに対し「私は試合開始直後から多くの技術的なミスやポジションニングのミスを目にした。こんなにも多くの予期しないミスをしたら普段のプレーをするのは難しくなる」と立ち上がりの入り方の拙さを指摘した。

 続けて43歳の指揮官は「我々は攻撃面において非常に複雑にプレーをし、守備では勇敢にラインを押し上げることが出来なかった」とチームの低調に終わったパフォーマンスを嘆いた。

 またドイツ代表FWマルコ・ロイスも『ZDF』のインタビューで「我々は最初の25分間、相手のクロスに対して対応が出来ていなかった。攻撃では3~4回チャンスは作った。運があれば得点できていたと思う」と話し、「我々は足の速いモナコの選手に対するためにもっとカバーリングをする必要があった」と戦術的にもうまく機能しなかったことを認めた。

 なお、ドルトムントはモナコに敗退したため2013年以来の準決勝進出の道が途絶えた。また、準々決勝で全てのドイツ勢が姿を消すことになった。これは2009年以来のことである。

【了】

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