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バルサ、ユーベの鉄壁守備に散る…スペイン紙もお手上げ「ノー・ミラクル」「PSGとは違った」

text by 編集部 photo by Getty Images

ユベントス
バルセロナを破って準決勝進出を決めたユベントス【写真:Getty Images】

 ユベントスは現地時間19日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグでバルセロナと対戦。アウェイで0-0の引き分けを収め、2戦合計3-0で準決勝進出を決めた。

 バルセロナはベスト16で、パリ・サンジェルマン相手に1stレグで0-4の大敗を喫してからホームでの2ndレグで6-1の大逆転勝利を演じたことで「奇跡」と称賛を集めたが、準々決勝では2試合を通じてユベントス自慢の鉄壁守備を崩すことはできなかった。

 スペイン紙『マルカ』は「バルセロナ、ノー・ミラクル」と題し、ユベントスの守備を称賛した。

「バルセロナは決して諦めることなく、果敢なパフォーマンスを見せた。しかし、PSGの脆弱な守備とは違い、大会全体で2失点しか許していないユベントス相手に3ゴールを奪うことは要求があまりに大きすぎた」

 また、伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、「人生では誰にでも1度は奇跡が起きる。1度だけであり、2度はない。アメリカで最も有名な小説家、ジョン・グリーンの言葉だ」と、バルセロナの奇跡は2度も起きるはずはなかったと報じた。

 今大会でユベントスが失点を喫したのはグループステージのリヨン戦(ホームで1-1の引き分け)とセビージャ戦(アウェイで3-1の勝利)の2試合のみ。決勝トーナメントになってからは無失点を続けている。

 2014/15シーズンはベルリンで行われたCL決勝でバルセロナに敗れたユベントスだったが、2年越しのリベンジ達成となった。

【了】

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