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18歳新星だけじゃないモナコ。復活したファルカオも”メッシ超え”の驚異の記録

text by 編集部 photo by Getty Images

ラダメル・ファルカオ
モナコのラダメル・ファルカオ【写真:Getty Images】

 現地時間19日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグで、モナコはボルシア・ドルトムントにホームで3-1の勝利を収め、2試合合計6-3のスコアで準決勝進出を果たした。

 この試合では、貴重な先制点を叩き出した18歳のフランス代表FWキリアン・ムバッペに注目が集まっている。決勝トーナメントで4試合連続ゴールとなった欧州サッカー界の新星は、CLでの通算5得点を歴代最年少で達成した。

 だが、モナコの破壊的な前線を担っているのはムバッペだけではない。チームの2点目を記録したコロンビア代表FWラダメル・ファルカオも驚異的なペースで得点を重ねていることを、欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトが伝えている。

 ファルカオはドルトムント戦のゴールが今季CLで5得点目。予選も含めると8試合で7ゴールを記録している。欧州のクラブの大会での通算成績は50試合で45得点となり、1試合あたり0.90ゴールという数字は「歴代最高」だという。

 ファルカオはポルト在籍時にUEFA主催大会の24試合で22得点、アトレティコ・マドリー在籍時に18試合16得点とゴールを量産していた。1試合あたりの得点数はドイツの“爆撃機“ゲルト・ミュラー(0.87点)や、バルセロナのFWリオネル・メッシ、レアル・マドリーのレジェンドであるアルフレッド・ディ・ステファノ氏(ともに0.83点)などをも上回っている。

 負傷のため2014年ワールドカップ出場を逃し、その後はマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーで苦しい2年間を過ごしたファルカオだが、今季復帰したモナコで劇的に復活。国内リーグでも18ゴールを挙げる活躍で、モナコの首位争いに大きく貢献している。

【了】

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